体育学習において、サッカーのパスが上手くできなかったり
バスケットボールのドリブルができなかったりと指導に悩んでいませんか?
運動スキルを獲得することで、そのような悩みが一気に解決していきます
「運動スキル=遊び」
どのような遊びがあるのか紹介します✨
目次
1 運動スキルについて詳しく解説!
1ー1 運動スキルとは
体育学習では
・運動スキル
・スポーツスキル
この2種類のスキルに分けられます
◯運動スキルとは、スポーツをする上で基になるスキル
いわゆる、遊びによって学習する部分です
◯スポーツスキルは、運動スキルをふまえた上で
サッカーやバスケなどに活かしていくスキルのことです
*簡単に言うと、競技の特性に沿った部分です!
〜図で表すと〜
このように運動スキルをしっかりと身につけていないと
スポーツスキル(ピッチング・レイアップシュート・バレーのトスなど)の習得が難しくなります
小学生にとって運動スキルを習得することが必須です
たくさんの運動スキルがあることで
中学校の部活などでスポーツスキルをどんどん高められたり
体育の学習で早く覚えられたりすることに活かされていきます
土台がしっかりとしていることで
習得できるスポーツスキルも増えていきます
スポーツの醍醐味を味わうために運動スキルは絶対に必要💡
1ー2 運動スキルをイメージ化
野球で例えると
・川で石切りをたくさんして投げる経験をした人ほど
ピッチングにつながりやすいこと
・虫とりに没頭していた人ほど虫取り竿を振り回していた経験から
バッティングにつながることです
イメージは湧いてきたでしょうか?
準備運動で1・2・3・4と声を出して、体操しているくらいなら
今から紹介する運動スキルアップの取り組みを準備運動で行う方がよっぽどいいです♪
◯小学校では
運動スキル:スポーツスキル=8:2
◯中学校では
運動スキル:スポーツスキル=5:5
小学生においては、
サッカーなどでパスの精度にこだわる先生方も多くいると思いますが
運動スキルの獲得が圧倒的に大事な取り組みだと考えられます
2 小学生の運動スキルを獲得する遊び3選
先生は、子供たちにアドバイスを一切しないこと
運動スキルは遊びの中で培っていくので
先生の一言で考えさせるようなことをしてはいけないのがルールです
それでは、運動スキルを高めるための遊びについて話ます!!
2−1 ジャグリング(お手玉)
ジャグリング?
そう思われた方もいると思いますが
ジャグリングは、動いているボールをしっかりと見て
手でキャッチをしなくてはいけない高度な運動遊びです
バスケのドリブルやバレーのトスにつながっていく遊びになります
① テニスボールを3つを回す ② 1つをサッカーボールに変える ③ さらにもう1つをピンポン玉に変える ④ テニスボール2つでジャグリングしながらバスケットボールを叩きつける ⑤ ジャグリングしながらドリブルをしてみる このようにいくつかの道具を組み合わせます 最初は組み合わせを簡単にして、回数を重ねる毎に難しくしていくのがポイントです 子供たちはスピードを落とさず 駆け抜けられるように意識します 障害物を自然と避けながら走る動きは バスケやサッカーのドリブルや 走り高跳びなどに直結してきます 間隔を狭めたミニハードルを超える動きです このような接地時間を速める動きは 小学生に効果があります 着地の接地時間が速くなることは 50m走のタイムも短くなります 速さ=距離(50m)÷時間(接地時間) *接地時間が時間にあたるので 接地時間を速めるのは 小学生がピークということも聞いたことがあります 習得時期を逃さないのも知識として しっかりと身につけておきましょう ただ単に流行りや道具にのっかるのではく 運動スキルを向上させる取り組みを先生には考えて欲しいです 運動遊びをたくさん取り入れることで できる動作も年を重ねるうちに増え 体育学習を好き!になる子供たちが増えると思います それが、生涯体育につながって 体を動かすよさに気づくことにもなります! 2−2 障害物走
2−3 ミニハードル
3 まとめ
・運動スキルを身につけるための遊びがわかる
・子供たちの運動神経が向上する方法がわかる