小学校の先生をしていると
よく保護者から連絡帳が来ることがありませんか?
特に低学年をもっていると・・・
現役小学校教員の私が
連絡帳の基礎基本+保護者に好評なポイントを紹介したいと思います
目次
1 教えて!連絡帳の基礎基本の書き方
1−1 書き出し
〜お家の人が書いている場合〜
保護者:「いつもお世話になっております。」
先生:「こちらこそ、いつもお世話になっております。」
〜何も書いていない場合〜
「いつもお世話になっております。」
「おはようございます。」(挨拶)
どちらかで対応できると思います
1−2 結び
「よろしくお願い致します。」
何かあれば教えてくださいと
相手に長い付き合いですので頼むようにしましょう
2 連絡帳で返事をしてはいけない場合と対応
2−1 まず絶対にすること
お返事ではなく電話や家庭訪問が必要なときは
必ず連絡帳のコピーをとりましょう
自分・世話係・生徒指導・管理職など
相談に関わってくれる人数分のコピーをしておきます
2−2 電話をする場合の連絡帳への返事
放課後電話をすることなので
連絡帳には
「放課後にお電話させていただきます。」
一筆入れることで相手に伝えましょう
では、どのようなときに
電話をした方がよいのか?
今からいくつか紹介します
2−3 長文の連絡帳
ものすごく長い文を保護者が書いている場合は
お返事ができないので、電話で返事をしましょう
基本は、連絡帳で返すときは
保護者の文よりも多く書くことが暗黙のルールであります
とてもじゃないけど
返事が書ききれない場合が絶対にあると思います
授業などで時間がなくあまり書くことができないような場合は
絶対に電話の方が誠実に対応できます
私は、お礼などの連絡帳をいただいた場合は
いつも相手の2倍くらいの量で書いて返すようにしています
まあ、あんまり無理はしないように・・・
ですが、今から書く場合のことは必ず電話か家庭訪問が必要です
2−4 生徒指導関係の連絡帳
簡単にいうとトラブルがあったとき
・喧嘩をしていた
・ものをとられた
・おごったおごられたなどの金銭関係
・嫌がらせを受けている
・いっつも特定の子に陰口を言われる
このようなトラブルの場合は
とてもじゃないけど文章で伝えることが難しいです
この場合はしっかりと子供たちから事情を聞き取って
電話もしくは家庭訪問をしましょう!
2−5 すぐに対応できない連絡帳
例えば
・担任の不信感
・〇〇さんの態度が気になって集中できない
・クラスが荒れていて心配
・学年の取り組みへの疑問
・行事に納得がいっていない
これらの学級や学年、学校の取り組みに対することを書いていた場合は
すぐに対応できないので直接家庭訪問をするか電話で聞くようにしましょう
3 保護者に好評な連絡帳の書き方
最後に、私が実践しているポイントを紹介します
いつも連絡帳をいただいた際には
必ず、その日の様子を書くようにしています
どうせ書いて返すならいいこと書いて
子供たちがお家で褒めてもらって欲しいからです
そこで実践しているのが
「P.S.」コーナーです
P.S.=ちょこっと追伸
その名の通り、ちょこっとしたがんばりを書いて返します☆彡
例えば
p.s. 絵の具では、誰よりも多く混色を使って色を塗っていました
ほんとに1文で簡潔に書いているだけです
普段は学校の様子を話さない子供もいるので
お返事の最後に少し書くようにしています
これが、意外と好評なんですよ〜
4 まとめ
今回は連絡帳についてまとめました
保護者が書いている場合は
先生へのサインだと思って
先生も気持ちよくお返事を書いてあげましょう
ただし、いろんな子が関わる場合は
すぐに返事が書けないので
電話をしますや家庭訪問させていただきますなど
正直に書いて対応するようにしましょう
どのようにしたら
上手に保護者と連携できるのか考えて
自分なりの方法を考えてもよいと思います
返事だけでなく自分からもアプローチしていきましょう!
〜美文字レッスン〜
・連絡帳の基礎基本の書き方
・連絡帳で返事をしてはいけない場合と対応
・保護者に好評なポイント