みなさんの小学校はトランプやボードゲーム、
ジェンガなどは認められていますか?
最近は梅雨明けまでが長いこともあって
トランプなどが認められている小学校も増えてきたと思います
そこで、今回は効果的な学級での使い方を紹介します
今回紹介する内容を先生が理解すれば
必ず子供たちはトランプを上手に用いて
いきいきと学級で過ごすことができます!
私も学級でカードゲームをよく使っていて
子供たちのコミュニケーション力が上がり
結果的に、教科での話し合いなどにおいて効果を発揮しています✨
目次
1 子供たちが遊ぶ『トランプ』が学級にもたらす効果と指導
1−1 子供たちへの効果
・子供たち同士の横のつながりが強くなる
・コミュニケーションが活発になる
・譲ってあげる気持ちが芽生える
・集団での楽しさを感じ取れる
・誰とでも仲良くなれる
これらのことが私が実際に学級経営をしていて感じました!
高学年では、なかなか仲良くなるのにも時間がかかりますが
ゲームを通して行うことで必然的に話す回数が増えて仲良くなってました
教育界では、「話し合い」に重点を置かれていますが
その基本となる「子供たちの人間関係」「コミュニケーション量」など希薄でありながら
話し合いに価値を見出すことは難しい・・・
そのベースとなるものを先生たちが築くことが大事です!!
1−2 子供たちにトランプを渡す前の声かけ
子供たちにトランプを渡す時の声かけも
先生にとったら重要なお仕事ですね!
扱い方を子供と必ず相談するようにしましょう
・仲間外れを出さない
・もめたときの解決策
・ずっと同じ子が使わない など
子供たちも楽しんでやりたいはずなので必ず、クラスでの最低限のルールは作りましょう
もちろん、揉め事があった場合はその都度みんなで考えて書き足しましょう
おそらく揉めることは想定されます
ある程度先生がどんなことで揉めるのか理解しておき
「じゃ、どうしようか?」と聞きましょう
決して、取り上げないでね・・・
1−3 効果的なトランプゲームの使い方
トランプゲームは本当にたくさんの遊ぶ種類がありますね
ゲームの種類はたくさんの方が記事にされています
「トランプ ゲーム」でググってみてください
今回は、学級での使い方を紹介します✨
例えば、ババ抜き!!
学級で◯人と平等になるように人数をわけます
1回戦 勝ったら2回戦に!
簡単ではありますが、わくわくしますしほぼ運要素が強いので拗ねる子も少ないでしょう
最後にクラスで1番を決めましょう
これなら短時間で勝負が決まると思います
それで終わるのではなく
人数の多い学校では、そこから学年大会・学校大会へと駒を進めましょう
学級の子・学年の子を応援する気持ちも高まって
よい学級経営にもつながります
特に今年は、いろんな行事が減ってきているので
学校単位で大会を開いてあげると子供たちも喜ぶと思います
2 職員会で「学級にトランプを置いてみよう!」と提案しよう
実際に小学校でトランプなどのゲームを置くかどうか
教員同士で意見が分かれて、悩んだ経験があります
実際に出てきた両者の考えを少し紹介します
2−1 賛成派の教員
・大人数ですることで、たくさんの子供たちが関われる
・雨の時期のすることが増え、学校が楽しく思える(廊下や階段での怪我を防ぐ)
・知育的な観点からやったほうがいいのではないか
・短い休み時間でも効率よくできる
・ゲームの種類が豊富で飽きない
2−2 否定派の教員
・現状おとなしく過ごしているから新しいことをする必要があるのか
・予算の問題
・なくなるなどのトラブルが考えられる
・限られた子がトランプを握る可能性
・トランプをすることでさわがしくなるのではないか
3 まとめ
賛成派と否定派の意見を天秤にかけた時に
・子供が学校を楽しく思ってもらえるなら
・普段関わらない子ともトランプなどのアイテムがあったら関わりが生まれるのでは
・トラブルがあってもその都度話し合って解決策を学んでいったら
・おとなしいからいいのではなく、今の時代は自己発信力の時代・・・
結論、私は賛成派の先生と同じく大賛成だったんです!
スムーズに「はい!オッケー」と進むと思われた議題が
結局1年くらい凍結状態になりました・・・
新しいことをしたり静かなクラスが正義だと思っていたりする先生が
たくさんいたことに正直びっくり・・・
やっぱり!小学校の先生は子供あってのお仕事✨
いかに子供が面白い!と言ってもらえるような
学級や学校にしていかないといけないと考えます
今は、トランプもあって授業や授業がいでも
活発に意見を言う子が増えました!
トランプだけでなくても、子供たちが関わり合い話し合うベースを
先生がたくさん作ってあげることが大事です!!
・もっと学級を軌道にのせたい人
・学級がしんどくなってきた人
・アイディアを探している人
・子供のコミュニケーションを活発にしたい人
・子供たちの横のつながりを強めたい人