教員として考えさせられる本を紹介したいと思います。
ご存知の方も多いかもしれませんが、
多くの先生方に何度も読んで考えて欲しい思いから
取り上げることにしました。
〜おこだてませんように〜
出版社(小学館)からの内容紹介
「ぼくは、いつでもおこられる。家でも学校でも…。
休み時間に、友だちがなかまはずれにするからなぐったら、先生にしかられた」
いつも誤解されて損ばかりしている少年が、七夕さまの短冊に書いた願いごとは…?
アマゾンから引用しています
〜この話から考えさせられること〜
◯誰かを□□と決めつけて教育を行っていないか
そんなこと、
「わかっている」
「当たり前」と思っているはずです・・・
この子は、前にも同じようなことしたからや
いつも態度がよくないからといった理由などで
決めつけることは本当によくないです
教員として子供達に居心地のよい空間を作れているか
悩みを聞いてあげられる存在になっているか
自分の学級はどうなのか
第3者の目線でみてもらうことをして欲しいです
周りの先生方にもたくさん協力してもらいましょう
◯全員と平等に接しているか
特に高学年になるにつれて自我が強く芽生えてきます
子供達は先生の言動を本当によくみています(よくもわるくも)
誰であっても平等に接する習慣を子供達と一緒に作る必要があります
◯相手のことを理解しようとしているか
子供達のトラブルは成長のためには欠かせないものだと思います
解決する際、「ごめんね。いいよ」ではなく、
その子達にとって何がいけなかったのか、
どういう気持ちになってしまったのかを
きちんと言葉で表現することが大切だと感じます。
それを受けて、次はやめとこうと思ったり
これ以上すると迷惑だなと感じたりしていくものです
トラブルは人間関係の距離を作る上で必要ですので
教師も嫌がらずお話を聞いてあげてください。
◯子供もなやんでいる、SOSに気づけるか
いくつの子であっても悩みは少なからずあると思います
そのサインを見つけ出す方法を自分なりに考える必要があると思います
また、普段から困った時に先生にお話をもちかけられる信頼関係を築くことも大切です
だって、嫌いな人に悩みなんか相談しませんもんねw
◯ほめてあげられているか
しっかりとできた!がんばれた!ことにほめてあげましょう
褒め方にも種類がありまして、結果よりもその過程を
褒めてあげることで、子供達のやる気が引き出されるそうです
(アメリカの研究結果より)
誰よりも取り組んだ子供には、たとえややこしい子でも
存分に褒めてあげてましょう
今回、記事を書くにあたって読み返しました。
何度読んでも考えさせられる絵本です。
今、上にあげたこと全て完璧かと問われると自分も自信はありません。
感情的にならずじっくり子供達をみていきたいとおもいます。
私も勉強の身ですので、子供に寄り添って考えていきたいです。
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