教員採用試験の
1次試験と2次試験の特徴を聞きたいです
そのために、今からじっくり勉強したいのですが
どのようなことを始めたらいいのか困っています
試験の特徴とアドバイスをお願いします
このような質問が寄せられましたので
現役の教員である私が答えさせていただきます
1次試験は主に学力+最低限の面接
2次試験は面接が大重視されていますね
でも、いきなり面接試験対策をするのも
あまり実感がわかないと思いますので
まずは、過去問対策にしっかりと励みましょう
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目次
1 1次試験
1-1 筆記試験
ポイントは何度も「教員採用試験合格への道」で伝えているように
過去問研究にあります
過去問を最低過去5年分以上に取り組み
その自治体の問題の傾向を読み取りましょう
問題を表に表したり算数などの出ている単元をまとめたり
時間をかけてもいいですから
過去問の分析を徹底的に実施しましょう
問題の傾向が掴めれば
自分に合った学習で傾向を対策していきましょう
過去問の分析を徹底的にした後は
自分の中で、得意な分野と苦手な分野に分けて
得意ジャンルを増やしていくように学習していくことがおすすめです!
1-2 過去問の研究
1-2-1 絶対に採るべき問題
自分の中で、国語の文章問題や算数の図形など
得意分野の問題は絶対に問題が解けるように勉強しておきましょう
私は、高校のときに理系だったので
算数と理科は絶対に満点を取れるように学習しました
その中で、配点の高そうな国語や社会もミスをしないように
高得点が取れるように勉強していました
社会では、中学校の参考書である歴史の一覧表がおすすめでした
暇なときに年表を眺めて覚えるようにしました
確実に取れる問題を自分の中で作っていくことで
安心感を自分に与えることもでき、自信にもつながると思います
1-2-2 捨てるべき問題
絶対に合格すると同時に
自分の中で「もういいや」という問題を作っておくのもありかなと思います
私の受験した自治体では、問題数がとても多くて
時間内に解くことが本当に難しかったです
だから、自分の中で英語だけどうしても苦手だったので
一切英語の勉強をせずに挑みました
教員採用試験は、苦手な問題を克服する勉強というよりは
点数を確実に上げるために勉強することが大事だと考えました
私の中では、英語の優先順位は最下位でしたが
みなさんも自分の中で自信をもって
点数が取れる科目を増やしていってほしいですね
ちなみに・・・
英語は全く勉強していないですが
過去問のマークシートで何の数字が1番多く出されているかは研究していました
1-3 参考書の選び方
過去問の分析が一通りできたら
それに適している参考書を選ぶことが必要です
国語分野に強いものや算数に強いものなど
いろんな種類の参考書を読んで選びましょう!
大きな書店に行って実際に立ち読みして
これだ!っていうものを
探してみることがおすすめです
また、決まった参考書が見つかったら
その1冊を何回も何回も解きましょう!
私の中で、参考書は1冊を繰り返す方が力になると思います
間違ったところの原因を追求して
完璧にできるようにしてください
「もうこれ以上無理!全部できる」
となったら次の参考書を買いにいきましょう
この方法が費用も安く
着実に力がついていくのでポイントです
少し前ですが、関東の方は
東京アカデミーの参考書から多くの問題が出題されていました
今はわかりませんので、分析してみてくださいね
2 2次試験
2-1 面接試験
人間性を十分に出しましょう
ポイントをいくつか提示します
・相手の目を見て話す
・スムーズな会話(受け答え)を心がける
・相手の印象に残る自己PR
・時事ネタに意見をもっておく
・第一印象は清潔感よくしよう
言い方に語弊があるかもしれませんが
相手の面接官に
気に入られることが大事です
その中で、上記の5つのことが
マストだと思います
相手の表情を見ながら
また、意見に対して的確な受け答えができること
自分が教員として
どんなことを子供たちにしていきたいのか
学校やその自治体にどのような貢献を考えているのか明確にしておくと
面接官との間で信頼関係が構築されます
清潔感も大事です
特に出会って数秒で判断されますので
日頃から最低限の身だしなみは整えておくように意識しましょう
最近は、時事ネタを聞かれることも増えたと聞きます
社会人としてのマナーを判断していると考えます
社会の変化も激しいので
それに合わせた臨機応変さも見ているかもしれないですね
面接に対しての詳しいことは、以下の記事を読んでください
2-2 実技試験
苦手なものは
半年前から練習しよう!
学校で講師として勤務している人は
3ヶ月前からコツコツとやっておこう
講師の人は
学校に勤務することで
音楽や図工の先生に触れ合うことができます
困ったときにも
アドバイスを受けて練習に励むことができますね
実技試験はそこまで配点は高くありませんので
まずは、筆記試験の方に力を入れることだ必須です
私なりのおすすめの練習法は
3ヶ月前に実技試験を一気に練習します
全てできるようになったら
本番の日から2週間前くらいから
調整するようにします
1度できたら
不安もありますが、自信をもって
一旦中止して筆記試験の対策に講じましょう
どうしても苦手なものがある人は
専門的な人により的確な指導をもらうこともおすすめになりますね
その場合は
SNSなどを駆使して頼ってみましょう!
・1次試験と2次試験の特徴がわかる
・教員採用試験合格のための手順がわかる